今回ご登場頂くのは、5人組のニュージャズバンドBLU-SWINGのヴォーカリストとしてお馴染みの田中裕梨さん。2016年末に初のソロアルバム『City Lights』をリリースしたばかり。
このアルバムは70年後半から80年初頭のいわゆるニューミュージックの名曲をカヴァーした内容で、松原みき「真夜中のドア」に始まり、尾崎亜美「マイピュアレディー」八神純子「みずいろの雨」など、ぐっと懐かしさがこみあげてくるのはもちろんだが、田中さんの歌声の魅力を再発見することも出来てとても新鮮なアルバム。
ぜひ多くの方に聴いて頂きたくて、今回は田中さんにインタビューにお答え頂いた。(2017年2月)


---長くBLU-SWINGでご活躍の田中さんですが、今回初のソロアルバムを作ることになった経緯を教えて頂けますか?

田中:数年前からBLU-SWINGとは違った動きでソロ作をリリースしようって話を頂いてました。
その時から今回のような70、80sのカヴァーアルバムのコンセプトでしたが、私自身バンド中心の音楽活動だったので本格的に動き出すまで少し時間がかかりました。
キッカケは最近和モノシーンでも実績のあるSoulSouceとしても有名な箭内健一さんがサウンドプロデュースに入ったことで完成へと動き出しました。


---70's〜80'sのニューミュージック、最近で言うシティポップがテーマのこのアルバム。
聴き慣れた曲が田中さんの透明感ある歌声で新鮮です。歌の良さを多くの方に知ってもらうのにもぴったりのアルバムですよね。
選曲の基準について教えて下さい。


田中:選曲の基準はあまりカヴァーされてないようなマイナーな曲が多めになっています。


---レコーディングは盟友のBLU-SWINGのメンバーがメインだったのでしょうか。
レコーディング現場の雰囲気はいかがでしたか?印象的なエピソードなどあれば教えて頂けますか?


田中:全てではないですが、メンバーが参加している比率は多いです。
BLU-SWINGとは違うコンセプトですが、そういった部分では一貫性が出ているかもしれません。


---プロデュースはBLU-SWINGの中村祐介さん。サウンドプロデュースはSoul Sourceの箭内健一さんとのこと。
プロデュースの役割分担はどんな感じだったのでしょう?


田中:アレンジやサウンドの理論的な構築は祐介が行なって、全体像の指示を箭内健一さんが行うような役割分担です。
彼らのプロダクションのおかげで私は歌う部分に集中できました。


---BLU-SWINGでの田中さんとはまた一味違う魅力にときめくファンも多いと思います。
個人的には、石川セリさんの歌った「ミッドナイトラブコール」にかなりキュンときました。
70's〜80'sの名曲を歌うにあたり、心がけたことはありますか?


田中:うーん... まずリスペクトは大前提で、いかに自分の個性を取り入れられるかでした。


---田中さんは高校で声楽を学んだとのこと。
学生時代はこのアルバムのテーマであるニューミュージックの他には、どんな音楽を聴いたり影響を受けましたか?


田中:モーツアルトの「魔笛」です。
声楽を学ぼうと思ったきっかけがオペラなんですが、それも魔笛を聞いて感銘を受けたからです。
あとフランス在住の作曲家、半野喜弘さん。
声を楽器のように操り、素晴らしい作品を生み出していて音楽のあり方に刺激を受けました。


---このWEBマガジン恒例の質問です。
田中さんにとってのCheer Up!ミュージックを教えて頂けますか?


田中:とくに思い浮かばないですね(笑)。
元気になりたいとか、自分の気持ちを盛り上げたいって理由で音楽を聴きたいと思ったことがないです。
あるとしたら自分が音楽を表現するときかもしれません。


---今後の展望や夢について教えて頂けますか?

田中:ソロでもアナログ盤を作りるつもりです。
また、日本の過去の美しい曲を、幅広い世代の方に知ってもらえるよう全国各地、ライブでまわりたいです。


---どうもありがとうございました。
BLU-SWINGはもちろん、田中さんのソロでの活動もますます楽しみにしております。






City Lights/田中裕梨

1.真夜中のドア(三浦徳子 / 林哲司)
2.都会(大貫妙子)
3.マイピュアレディー(尾崎亜美)
4.ミッドナイトラブコール(松本隆 / 南佳孝)
5.雨音はショパンの調べ(パウル・マッツォリーニ / ピェールルイジ・ジョンビーニ)
6.月下美人(門あさみ)
7.みずいろの雨(三浦徳子 / 八神純子)
8.シンプルラブ(松本隆 / 佐藤健)
9.私のハートはストップモーション(竜真知子 / 都倉俊一)
10.バイブレーション(安井かずみ / 山下達郎)

発売日 : 2016.12.28
レーベル: SMR RECORDS
価格:2,484円(税込み)





◆田中裕梨 プロフィール:

Birth:1月3日 福井県出身
声楽をルーツに置きながらもジャズバンドBLU-SWINGや、伊勢神宮の20年に一度の大祭”式年遷宮”演奏奉納(2013)に参加するなど多方面で活動するボーカリストである。
2008年に日本コロムビアよりデビューしたジャズバンドBLU-SWINGのヴォーカリストとしてデビュー。同バンドの楽曲の作詞を担当。デビューアルバム 「Revision」は主要店においてクラブチャート1位、Jポップチャート3位を記録。2013年リリースのアルバム「TRANSIT」ではiTunes JAZZシングルチャートにて3週にわたり2位を記録。リミックスアルバム「ARRIVAL」(2014)、ベストアルバム「SKY IS THE LIMIT」(2015)は、iTunes JAZZアルバムチャート1位を獲得。
インドネシアやベトナムをはじめアジアでのジャパンフェスティバルへの出演やロンドン・ロイヤル・オペラハウスのコンサートマスター“ヴァスコ・ヴァッシレフ”のバックバンドを務めるなど国際的な活動でも知られている。
また、須永辰緒やUyama Hiroto、re:plus、KDDI auデザインプロジェクト“MEDIA SKIN”などのレコーディングワークに参加。
特筆すべきは、アコースティック編成からバンド編成まで、その都度変幻自在に形を変えるライブ・パフォーマンスは、多くの人を魅了している。
2016年12月28日、1stソロアルバム「CITY LIGHTS」リリース!


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詳細・予約につきましては田中さんのサイトで確認をお願い致します。
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2DAYS スペシャルパーティー
Mr.&Mrs GROOVE「 音とアートと飲食と人の心 」
2017.3.11(sat) 夜更けのグルーヴ
2017.3.12(sun) 昼下がりのグルーヴ
会場:東天満@181ビル全階層 ギャラリーLinlow


2017.3.18(sat) @福井 Propeller
Propeller 20th Anniversary Sessions!!
【出演】
DJ:須永 辰緒(Sunaga t experience), MURO, vaio*, Yu-朗
LIVE:Yu-ri Tanaka(BLU-SWING)


2017.03.19 (sun)@名古屋 Live DOXY
田中裕梨 “City Lights” Release Tour


2017.03.21 (tue)@東京JZ Brat Sound of Tokyo
SMR Records presents 田中裕梨 & 高橋飛夢
『CITY LIGHTS』×『またたき』 Wリリースパーティー



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