涼し気な音楽、夏をさらに熱く盛り上げる音楽、夏の思い出に浸りたくなる音楽。さまざまなサマー・ミュージックを皆さんと分かち合いたくて企画した特集、どうぞお楽しみください。9月いっぱいぐらいまで募集しております。(2024年6月)

【参加メンバー】(50音順・敬称略)
青木孝明/木村孝之/小出雄司/小宮山聖/サクマツトム/白浜 久/三嶋令子/渡来宏明

青木 孝明(シンガーソングライター)

季節が変わる度にその時に初めて出会った音楽を思い出し、聴く。
僕にとって夏を思い出す音楽は「ウイングス・USA・ライブ」だ。
それまで日本の音楽ばかり聴いていたが、中二の夏休み、友達から薦められてこの3枚組ライブアルバムを借りた。

夏休みが始まった土曜日の夕食時、茶の間で聴く、その頃のポール・マッカートニーの最新作、「ウイングス・USA・ライブ」。
Venus & Marsの12弦ギターの静かなイントロからRock Showで突然大音量に、そしてJet!。
これを初めて聴いた時の胸の高鳴りは今でも昨日の事のように思い出す。
世の中にはこんなに素晴らしいものがあるのか、と思ったものだ。
その時テーブルに座っていた、大音量に驚いていた(ような気がする)父も祖母も、もういない。

夏休みの終わり頃にはそれだけでは飽き足らず、ウイングス、ビートルズのアルバムを借りたり、買ったり、可能な限り聴きまくっていた。
そしてそれはその後の海外の音楽への興味の入り口になった。
後から聞くところによればこのライブアルバムは、純粋なライブアルバムではなく、スタジオ録音の演奏に歓声を付けて作ったものとのこと。しかし、それがどうした。最高であることには変わりはない。
因みに中三の夏休みはジミヘンに夢中になった。夕食時に家族で聴くのはちょっと難しかった。

【近況】
青木孝明 Melody Circle
https://mcrandom.exblog.jp/
X(旧Twitter)
https://x.com/aoki_t_jp

10月にバンドでのワンマンライブを予定しています。詳細未定。
サポートライブは下記に参加します。

ザバダック(ヴォーカル、ギターで参加)

「zabadak 真夏の夜の夢」
ZABADAK
 小峰公子(vo.,acc. )、青木孝明(vo.,g. )、楠均(vo.,dr. )
2024年7月5日(金) 開場18:30 / 開演19:30
会場:STAR PINE'S CAFE(武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1)
https://mandala.gr.jp/SPC/
チケット料金:前売4,800円 / 当日5,300円(予約・当日ともドリンク代別途要)
(全自由・TiGET予約受付順入場)
TiGET予約
https://tiget.net/events/316458
STAR PINE'S CAFE(スターパインズカフェ)
https://mandala.gr.jp/SPC/
東京都武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1

「第24回 ZABADAK LIVE〜私の罪は三千年〜in郡上八幡 照明寺」
出演:ZABADAK 小峰公子(Vo. / Acc. )
ゲスト:青木孝明(Vo., G. )
公演日:2024年8月24日(土)
会場:郡上八幡 照明寺 本堂
http://www.shomyoji.com/
岐阜県郡上市八幡町相生193
時間:OPEN 15:30 / START 16:00(チケット受け渡し開始:15:00より)
料金:3,500円(軽食付)
チケット:予約サイト https://tiget.net/events/324426
定員:100名
・インターネット予約受付URL https://tiget.net/events/324426
・問い合わせアドレス zabadak10566official@gmail.com

綿内克幸(ギター、コーラスで参加)

綿内克幸BIRTHDAY LIVE"MELLOW YELLOW"
7月27日(土)中目黒FJ's
http://fjslive.com
12時/ 12時半前売 \4200 / 当日 \4500
青木孝明(G)中原由貴(Perc)
ご予約↓
fspwatauchi@gmail.com 又はFJ's




木村 孝之(The Laundries)

なんとも記憶とは曖昧なものである。年月が経てばなおさらである。苦い記憶も甘酸っぱい記憶も自分のさじ加減でひん曲げられたりできる。もはや事実とことなっている事もしばしば。近年では量子力学、パラレルワールドなんて時空を超えた壮大な話しになっている。感情も自分のさじ加減次第なのだが、コントロールするのはなんとも厄介で、ネガティブな感情もポジティブな感情も全て受け入れる、というのが正しいのだけど、そんなに人間は高性能でもない。
そんな感情を整えてくれる自分オススメの曲は、去年よりはまっているharuka nakamura。その中から、2023年11月に配信リリースされた『青い森 U-蔦屋書店の音楽』。できればトータルで聴いて頂きたい。
心も体も正しい位置に戻して、夏のほてった体と頭を常温に戻してみませんか。

『青い森 U-蔦屋書店の音楽』haruka nakamura


【近況】
The Laundries Official Web
https://the-laundries.jimdofree.com/
X(旧Twitter)
https://x.com/The_Laundries

年内にthe laundriesは久しぶりにライブを行う予定です。
また、dj &liveイベント、ネオアコパビリオンは鎌倉ディスクブルーベリーにて年内2回開催予定です。

リリース情報
『The Selection of The Laundries』 [*blue-very label*]

10trks.LP 3,800円+税
発売日 2023年11月3日(土)




小出 雄司(HUSH)

あれは学生の頃だった。
義務教育を経てモラトリアムの真っ只中。

ありあまる時間の使い道を持て余しながら
夏休みに突入したばかりの宵の口。

知り合ってまもない女性と連絡を取っていた。
「好きな音楽は?」「好きな映画は?」
彼女の返答が見事に僕のツボをおさえてくる。
少しずつ彼女に惹かれてることにも気付いている。
でもまだ電話で話す勇気はなかった。
引き返そうと思えばいつでも引き返せる場所から
もう少しこのやりとりを楽しみたいと思ってたのかもしれない。

あっという間にテレビは砂嵐。
眠くなるのを忘れて僕たちは携帯の画面に夢中になった。
次第に話す内容は薄くなっていく、
返す言葉も短くなっていく、
それでも返信頻度のスピードは落ちることはない。

やがて空が明るくなり陽が顔を出すころ
彼女からの返信が途絶えた。
僕は少し物足りなさを感じながらコンビニへ出かけた。
何も意図せず手に取ったみかんのアイスバー。
帰宅への道すがらぺろりとたいらげてしまった。
みかんの果実が大きくて食べ応えがあった。
そんな些細なことを誰かに伝えたくなった僕は
彼女に「寝ちゃった?」とメールをした。

部屋に入り、音楽を聴きながらうとうとしていると
20分近く経った後に携帯の着信音が鳴った。
「起きてるよ。」

そのとき部屋で流れていたのがこの曲だった。

FISHMANS - あの娘が眠ってる

【近況】
HUSH Official Web
http://hushjp.jimdo.com/
X(旧Twitter)
https://twitter.com/HUSH_JP

僕たちは5人組のロックバンドです。
メンバー全員所帯を持ち、遠方で暮らすメンバーもいます。
ですので、メンバー全員が揃うことはしばらくありませんし、今後もその予定はありません。
しかし、楽曲制作は常に水面下で続けております。

全員作曲用に音楽用ソフトDAWを導入しています。
メインソングライターである僕を中心に
@バンド全員
A個人
B限られたメンバーのみ
C外部とコラボレーション
上記の4パターンを駆使して
新曲リリースを頻繁にしています。

台湾のCMや番組で使われることの多い
「Ready For The Blue」@


僕たちの曲の中でも露出度が高かった
「Do What You Want」@


メンバーが鳴らした音をDAW上で編集&再構築した
「Moratorium Boy」@


トラックは個人で作成し、メンバー全員で歌のみ歌った曲。
「Baby Come Back」A

過去の既存曲をメンバーが個人でリメイクした曲
「Interstellar Overdrive」A


ラップを録音してたメンバーと外部トラックメイカーがコラボした曲
「sustainable junkies」C

メインソングライターではないメンバーと一部のメンバーと共に仕上げた曲。
「TourinGOOD」B


メインソングライターと外部のソングライターとコラボした曲。
「Long Way Home」C

メンバーが単独で仕上げた宅録曲。
「NIght And Day」A




小宮山 聖(ザ・カスタネッツ)

僕は幼少期、
海沿いの田舎町に住んでいました。
夏休みになると毎日のように
友達と海水浴や魚釣り。
ある時はバナナの貢物を携えて
山に暮らす猿の群れに挨拶に行ったりと
自然に囲まれて暮らしていたのを
たまに思い出しては懐かしくなります。
遊んだ後は、隣に住んでいた祖母が
庭先で作ったスイカを食べて昼寝。
そんな暮らしも早50年近く前のこと。
今では「夢でも見てたのかな」
とさえ思われます。

そんな薄れゆく記憶ですが
不思議なことにスイカを食べると、
鼻から抜けるスイカの匂いとともに
あの頃嗅いでいた潮の香りや海から上がった後の
水シャワーの冷たかった感覚が
昨日のことのように鮮明に蘇ってくる時があります。

匂いの記憶って凄いね。

そんな僕が暑い日に聴きたくなるのは
Big MountainのBaby I Love Your Wayです。
あっつーい日にこれ聴くと
不思議と涼しくなるんですよね。

【近況】
ザ・カスタネッツ
https://the-casta.net/
小宮山 聖 X(旧Twitter)
https://x.com/SeiKomiyama

2024/7/13(土)下北沢CLLUB QUE
“CLUB Que 夏ノ陣 -RETURN TO NATURAL-2024”
勝手にしやがれ vs ザ・カスタネッツ
OPEN/START
18:15/19:00
チケット
[観覧]ADV.¥3,800/DOOR.¥4,300 [1D別]バンド Que店頭 [16:00〜21:00] 5/12〜 LivePocket 5/19 10:00〜 イープラス 5/19 10:00〜 ローチケ 5/19 10:00〜 [PPV/配信] ¥2,800 bitfan 5/19 19:00〜7/18 19:00(視聴期限23:59まで)




サクマ ツトム(ハックルベリーフィン)

ハックルベリーフィンのvo.gのサクマです。
夏のオススメとして私があげるのは、アルバムでHuey Lewis & The News『sports』です。



リリースは1983年、僕が中学一年生ぐらいですね。なんともご機嫌なロックンロールナンバーばかり。当時カセットテープに落として聴くのが主流で、僕はこれをA面とB面を間違えて録音してたなんて思い出もありますww
このバンドはこの後に、バックトゥザフューチャーで爆発ヒットになる訳ですけど、このアルバムから感じられる良きアメリカの西海岸サウンドが、行ったことないのに勝手にイメージ膨らましてワクワクして聴いてました。

【近況】
ハックルベリーフィン Official Web
https://www.hucklejp.com/
サクマツトム X(旧Twitter)
https://x.com/sakuben0301

ハックルベリーフィンは今年でデビューから25年が経ちました。この度キングレコード時代の音源がサブスク解禁にもなったので、是非この夏に聴いてみてください〜。
https://bio.to/HUCKLEBERRYFINN_King




白浜 久

July morning(邦題:7月の朝)/ Uriah Heep



英国ロックバンド ユーライア・ヒープが1971年(日本は翌年春)に発表したアルバム「Look at yourself」(邦題:対自核)のA面最後の曲で10分もあった。
ビートルズ解散後のロックシーンはと言うと、ボーカリストはギターやキーボードのソロの合間にちょろっと歌うだけで、楽器奏者がイニシャチブをガッチリ握ったバンドが主流だったから間奏は勿論、イントロやエンディングもやたら長い曲が多かったのだ。
ヒープも似たり寄ったりではあったけど、シンガーのデビッド・バイロンのハイトーンは一度聴いたら忘れないほどの存在感だったし、メンバー全員による分厚いコーラスも素晴らしく他のプログレバンドとは一線を画していた(と思う)。
当時の日本のレコード会社はというと「PA1600ワット!」というなんともアホらしい宣伝文句をつけて(要は音がデカいと言いたかった)多くの音楽誌に売り込みをかけていた。
まぁその甲斐あってか、ボクもまんまと乗せられこのアルバムを買わされたわけだけど。
高校1年の1学期末テストが終わるやその足でレコード店に駆け込み、¥2.000のアナログ盤を手に入れ、文字通り擦り切れるまで聴いたな。なかでもこのJuly morningは起きがけの一発として夏休みが終わるまで、その座を頑なに守り続けた。

あれから半世紀以上経つけど、朝からうだるような暑い日には今でもたまに無性に聴きたくなる。
ゲリラ豪雨も線状降水帯も、熱中症もコロナもPM2.5もなく、若者が未来に希望を持てたあの時代。
あの頃の青い空を忘れたくないからなのかもしれないな。

【近況】
白浜久 Officialサイト
http://pandars.net/

Live information
2024年7月27日(土):TAKUJI, HISASHI & TOBEN live at RUTO (sold out)
※小山卓治、湯川トーベンと白浜久の3人からなるコーラスユニット。2023年暮れに結成。

2024年7月28日(日):金尾よしろう Live at Silver Back
2024年8月2日(金):金尾よしろう Live at Younger than Yesterday
2024年8月25日(日):金尾よしろう Live at 中央林間ハイダウェイ
2024年9月28日(日):金尾よしろう Live at Silver Back




三嶋 令子(Cheer Up!編集長)

学生時代の夏休みはいつも吹奏楽コンクールと共に。ハチミツレモンの甘酸っぱさ。スネアドラムの練習をする横目には、プールの水がキラキラ光って涼しそう。
「波の見える風景」を聴くと、そんな光景がリアルに蘇ります。



「波の見える風景」は吹奏楽コンクールの課題曲。作曲者の真島俊夫氏はブラバンっ子ならみんな大好き「宝島」の編曲者。
「宝島」のオリジナルはT-SQUAREの爽やかなナンバーだけど、真島氏のアレンジで踊り出したくなるようなラテンパーカッションで始まり、各楽器の見せ場もたっぷりの華やかな曲に生まれ変わっています。
一方、真島氏を一躍有名にした「波の見える風景」は、寄せては返す波や海の持つ多様な面を表現した交響詩。
冒頭のグロッケンシュピールのフレーズが、波のきらめきを感じさせます。

水に光が当たってキラキラした様子を表現したくて、どれだけグロッケンを練習したことか。この曲を聴くと、吹奏楽に取り組んだ10年分の思い出が寄せては返し、心地良い放心状態になってしまうのです。

夏に私の心を震わせるもう一曲は「オレンジサンシャイン」。
これまた学生時代に打ち込んだエレクトーン。塚山エリコさんのオリジナルで、タイトル通りの明るく華やかな16beatの曲。ちょっと難しかったけれど、全身で演奏する楽しさを体感できて大好きな曲でした。
と同時に、この曲は、私がエレクトーンを上手くなりたくて仕方なかった、でもなかなか上達できなくてもがいていた頃の苦しさや、ただひたすらに弾くことが楽しかったことも思い出させてくれます。

そんな「オレンジサンシャイン」との再会は2022年。
塚山エリコさん(key)、土方隆行さん(gt)、コモブチキイチロウさん(eb)、渡嘉敷祐一さん(ds)という長年日本の音楽シーンを彩り続けているベテランたちによるバンドPoppin'4の2ndアルバム『from TOKYO』に、この「オレンジサンシャイン」が収録されていて、その演奏を聴くと本当に幸せな気持ちになれます。



夏になると聴きたくなる音楽。切なくなる音楽。思い出が蘇る音楽。他にもたくさんあります。
フリッパーズ・ギターの「Summer Beauty 1990」、ワルター・ワンダレイのアルバム『サマー・サンバ』(アルバム原題はRain Forest)、Roman Andrenの『ファニータ』、カシオペアの「THE SOUNDGRAPHY」(グアムで撮影のマクセルのCM覚えてますか?)、いくらでも出てくるのですが、ここから先は自分のブログでゆっくり綴ることにします。

【近況】牛乳寒天を作ることにハマっています。





渡来 宏明(ミュージシャン/実業家)

夏がテーマということで、3曲選んでみます!

1.NewJeans (뉴진스) 「How Sweet」

夏は美少女がコーラを飲む。コレですよ。

あと808のスネアっていうんですかね?
こういう音が涼しくて良い。

NewJeansは音源では凄く歌がクールっつうか
絶対零度って感じでかつ、うるさくなくて良い。

2.渡来宏明 「つまさきのストライプ」



自分の4枚目のアルバムから。

避暑地のバルコニーの影がつま先にかかってる感じで作りました。このドラムパターン、ドラマー2人が挑戦してできなかったので自分でパーカッションをたたいたり、結局自分で楽器を全部担当しました。そういえばサウンドがスタカンぽいという人もいました。

3. The Soft Machine 「Hope For Happiness」

夏はサイケもいいですね。このボーカルのディレイが涼しいってのとイギリスなんでリズムが薄いのも夏にはいいんではないでしょうか。ベースが全然黒くないとこもポイント。

【近況】
wattack records
https://hiroakiwatarai.stores.jp/
X(旧Twitter)
https://x.com/wata3death

旧友とアルバムを作っています。
自分のソロアルバムもそのうちやります!




罫線素材については、Frame illustさんの素材を利用させて頂きました。



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